HOME > 動物の医学 > アーカイブ > 2017年3月

動物の医学 2017年3月

犬・猫のシニア期

~シニアについて~

人が高齢化社会のように、動物たちも昔に比べ平均寿命が延びてきています。

ですが、犬・猫は人よりもかなり早いスピードで年を取っていきます。
1歳を迎える頃には、人の年齢にするとだいたい20歳だそうです。

だいたい7歳を過ぎる頃からシニア期の始まりです。
【食べているのに身体が痩せてきた,白髪が出てきた,目が白くなってきた,寝ている時間が長くなった,夜鳴きをする,排泄を失敗してしまう,呼んでも気付かない など】



犬・猫は朝陽を浴びて体内時計を調節しています。
日光浴をさせて、昼夜逆転しないように心がけましょう。

その他にも、フローリングは滑るのでカーペットやマットを敷いてあげたり、ベッドの近くにトイレを置いてあげたり、
ケガなく快適に過ごせるように工夫してあげるといいと思います。


食事が進まない時には、傍について声をかけてあげてスプーンや手からあげてみたり、ぬるま湯でふやかして嗜好性を高めてあげましょう。

自分の力で食べることはとても大切なことです◎

このシニア期に大事なのが、愛犬・愛猫の日常の小さな変化に気付いてあげることです!


健康であることを確かめるためにも、年に2回ほど動物病院に連れて行き、健康診断をしてあげましょう。


そしてその子に合ったフードを食べさせてあげることが重要です。


普段の生活や介護のことなど、ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。





1

メインページ | アーカイブ | 2017年4月 »

PAGE TOP