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動物の医学 人獣共通感染症: 2017年6月

Zoonosis 人獣共通感染症って??

Zoonosis 人獣共通感染症って??



ワンちゃんネコちゃんの病気が人間にも 感染する恐れのある病気のことです!
たくさんあるので今回は有名なところを ご紹介します(*’▽’)



「疥癬(かいせん)」
疥癬とは、ヒゼンダニというダニの一種が人の角質層に寄生し、人の肌から肌へと感染する皮膚疾患です!
ワンちゃんネコちゃんが疥癬という皮膚疾患に感染した場合、人にも接触感染するので気を付けましょう☆
通常の疥癬の症状はきわめて強いかゆみと皮膚の丘疹、結節を起こします。





「皮膚糸状菌症」
真菌の一種である皮膚糸状菌が感染することで発症する病気のことです。
基本的に接触感染で起こります。
症状は感染部位によって異なってきます!

予防法!(^^)! 他の動物から菌をもらわないよう、動物を触ったらしっかりと手の洗浄を行うことです!





「トキソプラズマ症」「カンピロバクター症」
感染する原因の一つは糞便が手に付着し何らかのルートを通じて口に入ることです。
また、たとえ直接糞便に接触しなくてもオーシストが付着した野菜や水を摂取することで感染することもあります。
もう一つは汚染された食肉を加熱処理しないまま食べることです。
食肉そのものだけでなく、包丁やまな板など、肉と接触したすべてのものが感染源となります。

予防*調理の前後にはよく手を洗う。
   野菜や果物は水でよく洗ってから食べる
   肉類は十分に加熱して食べる
   妊婦は生肉を取り扱わない
   ちなみに、トキソプラズマ症は冷凍で不活化できますがカンピロバクターは60℃以上の加熱でのみ不活化が可能


身近に病気は潜んでいます。。
しっかりと予防しましょう★!


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