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動物の医学 白内障: 2017年9月

犬の白内障

犬の白内障chick

愛犬と触れ合っている時、眼が光の加減で濁って見えたりしませんか?
 

眼の水晶体の一部ないし全部が白く濁ってしま病気のことを“白内障”といいます。 

 

症状としては、水晶体が白濁するために視力が低下しふらふらと歩いたり、しょっちゅう物にぶつかったりします。
白内障が重度に進行すると、水晶体が破壊され
ひどい炎症を起こしてしまこともあります。 

 

原因で一番考えられることは、老齢によるものです。
他には先天性・外傷・糖尿病・中毒などが挙げられます。
 

 

治療としては内科治療が主ですが、病気の進行を遅らせることを目的としており、白内障の症状が著しく改善されることは少ないようです。
外科治療もありますが、今のところまだ一般的な治療法とはなっていません。
 

 

症状が進行し完全に視力を失ったとしても慣れれば家庭内での行動は以前とあまり変わらず行えるようです。
しかし以前よ
りも不自由になるでしょうから家庭内のサポートが不可欠になるでしょう。 

 

白内障の進行を遅らせる点眼もございます。 

早期発見のために、定期的に身体検査を受けることをお勧め致します


 


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