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動物の医学 レッグペルテス症: 2018年4月

レッグペルテス症

レッグ・ぺルテス病

この病気は、T.プードルなどの若齢の小型犬で多く発生する後肢の病気です
成長期に骨盤側の大腿骨の血流が部分的に阻害されることで、大腿骨の一部が壊死を起こします。
その結果、関節炎が引き起こされ、痛みを生じます。

基本的には片側の後肢で発症しますが、両側の後肢で発症することもあります。

症状として、後肢を触ると痛がる様子や、歩く際に足を挙上する仕草を見せます。
これらの仕草は徐々に悪化する場合、正常な後肢に比べ、罹患側の後肢の筋肉が萎縮します。

治療は主に手術によって行われます。
壊死した大腿骨の一部を切除することで、痛みの原因をとり除きます。
手術後は足の機能回復するために積極的なリハビリが必要となり、およそ数週間かけて歩行が可能です。
鎮痛剤や運動制限などの内科療法で一時的に疼痛が緩和することもありますが、根本的な治療法ではないため再発するケースがほとんどです。






左が手術前の股関節のレントゲン。
矢印が、壊死を起こしている部位で、黄矢印は左右の筋肉量の差を示しており、罹患側の筋肉が萎縮してます。
右が手術後のレントゲンで、壊死部が切除された状態。

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