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ドルフィンアニマルホスピタル東浦和院

埼玉県さいたま市緑区東浦和7-5-2
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診療時間毎週木曜日・毎月第三火曜午後休診

 
9:00〜12:00
16:00〜18:30

…毎月第三火曜日午後は休診日です。

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Column

いぬねことの暮らし〜知っておきたい豆知識〜

シニア動物のケアについて

みなさんのわんちゃん・ねこちゃんはおいくつですか?
歳を重ねるにつれ、動物達にも視覚 / 聴覚 / 嗅覚の低下・消化機能 / 関節の衰え・認知症など、さまざまな症状が現れます。
今回は、そんなシニア動物と生活する上で工夫できることについてお伝えします!

■視覚 / 嗅覚のケア
・部屋の模様替えを控え、段差を作らないようにしましょう。
・ふやかしたドライフードやウェットフードを人肌に温めることで、匂いが増し食欲が増進します。
・お皿から食べない子でも、声をかけながらスプーンや手であげると食べることがあります。

■消化器のケア
・食事は少量を頻回で!食欲が旺盛な子でも、1食を2~3回に分けて与えることで消化器への負担を減らせます。
・ドライフードを少量の水でコーティングすると、吐き戻しの予防や嚥下のスムーズさに繋がります。
・ドライフードをふやかすと、食べやすさに加え水分補給にもなります。(特にねこちゃんに多い腎不全や尿石症の予防にも役立ちます)

■関節のケア
・ごはんやお水のお皿を高くし、足腰への負担を軽減しましょう。(体高-10cmが目安)
・足裏の毛が肉球を覆ってしまわないよう短く整え、常に歩きやすい状態をキープしましょう。
・滑りやすいフローリングにはカーペットやマットを敷いたり、滑り止めワックスを使って転倒を防止しましょう。

■認知症や寝たきりのケア
徘徊行動が見られる場合:柔らかい素材でできた円形サークルを使用し、怪我を防止しましょう。
寝たきりの場合:低反発マットやドーナツ型マットの上に寝かせ、2~3時間に1回寝がえりを手伝い、床ずれを予防しましょう。
※体内時計の調節のために日光浴をさせ、昼夜逆転させないことも大切です!

高齢のわんちゃん・ねこちゃんが安全で快適に過ごせるよう、できることから始めてみてください!

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