消化器科では、2~3日で治まる軽い下痢や嘔吐から、1週間~1ヶ月以上続く慢性的な下痢嘔吐、ねこちゃんや高齢のわんちゃんに多い便秘症等、様々な症状に対応しています。
特に、2~3日で治まる急性の下痢や嘔吐は非常に多く見られます。例えば…

- 散歩中に拾い食いをしてしまった
- 最近急に寒くなった
- 主食のご飯を新しい物に変えた など…
こういったちょっとした日常の変化にわんちゃん・ねこちゃんの体がついていけず、下痢や嘔吐を引き起こしてしまうことがあります。
また、慢性的な下痢や嘔吐といった症状は、重大な病気のサインかもしれません。胃腸に発生する癌や慢性的に進行する腸炎などを発見するためには、画像診断や病理検査が必要です。
なかには「膵炎」のように、そのままにしておくとどんどん症状が悪化し命に関わる病気もあります。
当院では、レントゲン検査や超音波検査による画像診断、内視鏡による生検、腹腔鏡を使用した低侵襲な検査等を実施しています。
少しでも気になる症状が見られた際にはお気軽にご相談ください。